オンカジ日本違法

先の「オンカジ違法運営会社」の所では、オンカジの運営にはライセンスが必要で発行国による厳密な審査に基づいて運営許可を得た会社であるところから、運営会社そのものは違法ではない事がわかりました。

要するに問題は日本という国がオンカジ（オンラインカジノ）をどのように扱うのか、どのようは法律を適用していくのかという部分に絞られるという事になります。

ではなぜ日本国内でプレイされるオンカジが違法だといわれるようになってしまったのでしょうか？

よく考えてみるとおかしいという事に気がつくはずです。

1. オンカジが日本で違法と言われる理由は何か？
2. 日本の公営ギャンブル
3. オンカジと日本のギャンブルとの違い
4. オンカジ日本違法まとめ

オンカジが日本で違法と言われる理由は何か？

何に気がついたかといいますと、

まずネットで調べていくと色々な情報が飛び交っています。僕のように個人で運営しているサイトや自称オンカジのプロを謳っている方から始まり、弁護士さんのサイトにまで掲載されているところもあったりします。

でもその中で「オンカジは違法です！プレイすれば逮捕され懲役刑を受けます！」というような断言されて記述を見たことがないのです。

それではいったい誰が違法だといい始めたのでしょう？

そうなんです、わからないんですよ。僕も色々と調査はしてみましたが当然ですが辿り着くことはできませんでした(;^_^A

なのに違法だという言葉は頻繁に出てくるのです。

これはおそれく「違法」という言葉が独り歩きしているように思えてなりません。

もちろんこの段階で違法ではないといっているわけではありません。

それぐらいあやふやで不明瞭な所が多いのが「オンカジの違法論議」ではないでしょうか？

日本の公営ギャンブル

日本は国が認めていて財源となっている「公営ギャンブル」があります。

公営ギャンブルにはご存じ、次のようなものがあります。

競馬
競輪
競艇
オートレース
宝くじ

以上のギャンブルにはそれぞれ法律が存在していて、それによって運営管理されているものです。

※ちょっと例外的な感じでお年玉付き年賀はがきや懸賞金なども法律があります。

それとは別に厳密な法律がないギャンブルもあって、

パチンコ
パチスロ
賭け麻雀
賭け花札
野球賭博

これらは公営ギャンブルではなく、それに対する法律もないそうです。

オンラインカジノもこの部分に入ってくると思われます。

ただ、法律はないといっても公営ギャンブルとして国が定めたものがないというだけで、日本には賭博法というのがあります。

第185条　賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。（刑法より引用）

もう一つ絡んできそうな法律が風営法。しかしオンラインカジノは実店舗を持つ運営ではないため風営法に関しては適用されることはないでしょう。

そうなるとポイントは「賭博法」に引っ掛かるかどうかになるという事でしょうか？

しかし日本全国に星の数ほどある雀荘で賭け麻雀をしていても、全ての雀荘やお客さんが検挙されたという事実はありません。

おそらく黙認されているのでしょうね。

オンカジと日本のギャンブルとの違い

オンカジが日本のギャンブルと決定的に違うのは、実店舗を持たない営業であるという点でしょう。

しかも登録は実名でもプレイ自体はハンドルネームです。

どういうことかというと、誰がプレイしているのかという事に関して運営会社を摘発して、IDや管理されているであろうプレイヤーのリストなどからしか個人を特定することができないのです。

つまり公の場で派手にやらない限り誰がプレイしているのかわからなければ逮捕の使用もないという事になりますよね。

数年前にあったオンカジプレイヤーの逮捕事件もまだ記憶に新しいところですが、彼らはSNSなどを使って状況発信していたらしいです。（聞いた話です）

しかも金額も大きく目に余るものがあったため、警察も動かざるを得なかったというのが真相のようでもあります。

そもそも日本の法律にはオンラインカジノの「オ」の字もないのです。

合法的にやってもいいですよとは言っていない、でもやってはいけませんよとも言っていない。

どうですこの宙ぶらりん状態(;^_^A

でもどうでしょう、派手にやって逮捕はされたものの後日「不起訴」となっており、罪には問われなかったのです。